ただ真っ直ぐに、言われた言葉を受け止める

機嫌がいい男性のイラスト

おかげさまで、この数日間でモヤモヤは無くなりましたよ。

振り返ってみると原因は明らかですね。

仕事で自分の作ったデザインが酷評されたからです。

僕の携わっているWEB制作のプロジェクトでは、全体の進行を管理しているディレクターさんという役割の人がいるんですけど、彼らがデザインやコーディングといったひとつひとつの工程に対して「もっとこうしてほしい」といった指示を出すんです。

その人たちに、僕のデザインを酷評されました。

ただ冷静に考えてみると「酷評」とは言っても、罵倒されたり汚い言葉でこき下ろされたりしたわけじゃありませんでした。

「この部分がわかりにくい、バランスが悪い」といった指摘がたくさん飛んできたというのが、最も正しい表現です。

そう、「お前は向いていない。失格だ。舐めてるのか?」といった言葉で罵倒されたわけじゃなく、「こういった部分がちょっとよくないから、直したほうがいいよ」って教えてくれたと考えることもできたはずなんですよね。

でも僕が勝手に被害妄想を抱いて、「修正が多いってことは自分のセンスがないってことなのかな」と解釈してしまっていたんですよね。

結局のところ、僕は自分に対して言われたことを素直に受け取らず、自分のなかで勝手な解釈を加えて受け取ってしまっていたんです。

要するに、周りの人の言葉を自分の思い込みというフィルターを通して自分に届けていたということですね。

考えてみると、ほとんどのケースにおいて僕は人と接するときに、思い込みというフィルターを通していたように思います。

僕は人と話していても「本当はこの人は自分と話していてもつまらないと思ってるんじゃないかな?」と思い込むことが多いんです。

本当にこの性格というか、この癖は無くしたいですね。

ただありのままを真っ直ぐ見つめて、真っ直ぐ受け止めるというのは、一見すると最も簡単なことのようで、自分にとっては最も難しいことかもしれません。

根拠のない妄想や思い込みを捨てて、ありのままを受け入れられるよう、精進していきたいと思います。